タイムレコーダーの使用について
タイムレコーダーとは直訳すると時刻を記録する装置となりますので、それに相当するものであれば何でも当てはまることになりますが、一般的には会社とかお店などで、従業員の勤務開始時刻と勤務終了時刻を記録するために用いられるものを指します。
勤務時間が例えば朝の9時から夕方5時までと全員一律で明確に決まっており、しかも社員の数も少ないといった場合には用いられていないこともありますが、それでも例えば休暇を取得するとか早退する人が全く発生しない職場は考えられず、もし発生した場合には会社側というか管理職は何らかの方法でそれを記録しているはずです。
そうしなければ規定以上に休みを取った人がいたような場合にもそれに気づくことができませんし、それをボーナスとかの査定に反映させることもできなくなってしまいます。
つまりたとえタイムレコーダーを使っていない職場であっても、それは全く不要というわけではなくて、規模が小さいためにちょっとしたメモ的なものでも何とか代用できるレベルだからということに過ぎません。
ましてや、時給制で働く短時間勤務のアルバイトがいるとか、交代勤務を導入しているといった場合には、たとえ小規模な会社であってもその全てを的確に把握したり管理したりするためには、人間の記憶やメモに頼るのではなく何らかの仕組みを導入することがほぼ必須であり、そのために用いられる最も基本的で重要なものがタイムレコーダーになっています。